米中毒別館

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ポール・スローンのウミガメのスープ―水平思考推理ゲーム(ポール・スローン)

ポール・スローンのウミガメのスープ

ポール・スローンのウミガメのスープ

こういうパズル/ゲーム集があるとは知らなかった。

「水平思考推理ゲーム(Lateral Thinking Puzzles=LTP)」は、出題者の出す謎を、解答者(3人から8人くらいが適当)がさまざまな推理を働かせて解くゲームです。ほかの解答者が、ユニークな発想をするかもしれません。また自分の質問が、ほかの解答者にひらめきを与えることもあるでしょう。本書では「ヒント」が、出題者とほかの回答者の代わりを務めます。できる限り柔軟に発想し、想像力を働かせて、真実をつきとめましょう! 問題を解いたら、次はあなたが出題者になる番です。推理ゲームが好きな人を集めて、本書から出題してみましょう。勝ち負けにこだわらず、楽しい会話になるよう、解答者をうまくリードしていきましょう。

水平思考(lateral thinking)というのは、既成の枠組みの中での思考(垂直思考: vertical thinking)を離れて、いろいろな側面(横)から問題解決を図る思考方法。はてなキーワードの「ウミガメのスープとは」にも載っているが、ウミガメのスープの問題というのは次のようなもの。

男がレストランに入り、メニューから「ウミガメのスープ」を頼んだ。それを一口食べた彼はレストランを飛び出し、持っていた拳銃で自殺してしまった。
なぜだろう?

最初に与えられる情報はこれだけ。さすがにこれではわからないので、いくつかの「問答」によるヒント(各問に対する答は基本的に「はい」「いいえ」「関係ありません」の3通りだけということになっている)がついており、よーく考えると答がわかる(かもしれない)ようになっている。この問題は★4つ(最高難度)だが、もっとやさしい問題もたくさんある。

確かに普通のパズルとは毛色が違っていて、なかなか楽しい。収録されている問題には、大きく分けて

  1. すぐに答のわかる(あるいは答を知っている)問題
  2. 答に無理があると思われる問題
  3. 答になるほどと思わされる問題

があった。3.に属するものもかなりある。

とりあえず、考えてわからなかったら答を見る、という形で1人で読んでしまったのだが、紹介文にもある通り、問題を出し合ったりみんなで考えたりするのがおもしろいという。第2巻以降はそういう方法を採り入れてみるか。実際、どういう問題が解きやすいかには個人差があるようで、あとで中学生の長女が何問かやってみたら、長女に解けて私に解けない問題も、その逆もあった。