全脳自由帳

より考えるために書く

勝間本2冊

なんかすごく「遅まきながら」なのだが、本屋で見かけた勝間和代の本を2冊買ってきて読んだ。

「読書進化論」の方は、本とインターネットの関係、本を「読む」「書く」「売る」技術について。20分ぐらいで読めた。「売る」にはそれほど興味をそそられなかったのでそこはとばし読み。それと、ところどころに挿入されている「他の人の声」が余計。短時間で読めたのはそのせいもある。「読む」「書く」に書かれていることはまあうなずけるものだった。電子書籍の台頭で、本や読書に関する議論はますます盛んになると思う。

「効率が10倍アップする新・知的生産術」の方は前々から読もうかと思っていた本。自分の生産性を上げるための方法を様々な角度から。「そこまでやるか?」というぐらいいろいろあって、おなかいっぱい。最後の方はほとんど太字のところしか読まなかった。

どちらの本も、とにかく何に対しても前向きな姿勢が前面に出てくるので、元気づけられる人も多いと思う。しかし私はかなり疲れた。whatではなくhowを書いた本だということはわかっていながら、なぜか「そうまでして何がしたいの?」と言いたくなってくるし、私が私がという文章にも(これもそういう本だとわかっていても)だんだん辟易してくる。

「効率が10倍アップする...」の方はこの疲労感が取れた頃に読み返して、役に立つ内容をピックアップすることにしよう。