米中毒別館

思いついたことをこまごまと。本の感想なども。

比熱が最大の物質は水なのか

前に月の2つの謎の話を書いたのだが、同じように子供の頃から不思議に思っていたことの1つに、「比熱が最大の物質は水である」というのがある。そう書いてある本を読んだものの、我々に最も身近な物質の1つである水が全ての物質の中で最大の比熱を持つ(最も熱しにくくさめにくい)というのはどうも「できすぎた話」だと思っていた。

...というのを思い出したので調べてみると、

  • 液体アンモニアは液体の水より少し比熱が大きい。ただしアンモニアの沸点は-33℃で、常温・常圧では気体
  • 液体や固体だけでなく気体も入れるのであれば、常温・常圧でヘリウムと水素(どちらも気体)は水(液体)より比熱が大きい
  • それ以外には、液体の水より比熱の大きい物質は見当たらない

どうやら、「常温・常圧で液体または固体の物質」の中では水の比熱が最大らしい。やはり水はかなり特別な性質を持っているのである。ちなみに、水の比熱が最小になるのは35℃付近らしい。

他にもたとえば「固体の時(氷)の方が液体の時(水)よりも密度が小さい」というのも水の持つ特別な性質で、他の物質にはあまり見られない。