全脳自由帳

より考えるために書く

本の感想書きが読書に追いついた

確か「ある閉ざされた雪の山荘で」を読んだころ、ミステリー系の小説を読んだら必ずこのブログに感想を書こうと決めた。それから予想外にミステリーにはまってしまったせいで、感想を書くのが読書に追いつかないという事態に。読んだのに感想を書いていない作品が10以上たまっていた時期がだいぶあった。しかし今日の「探偵倶楽部」でやっと追いついた。現時点で、読み終わったミステリーで感想を書いていないものはない。

追いついたのは、最近まめに感想を書くようにしているからというのが一番大きな理由だが、久しぶりに洋書の小説を読み出したからというのもある。英語だと読書のペースがかなり落ちるからである。

感想を書いていない作品がたまると、時間が経ってしまって作品の内容をすぐにははっきり思い出せないものが出てくる。そういうものよりも、読んだばかりで頭に鮮烈に残っている作品の感想を優先して書いたりするので、余計に前に読んだものの印象が薄れてくる。おかげで「どんな作品だったか...」と大筋を読み直しながら感想を書いたりすることもよくあった。

音楽(曲/アルバム)は何度も聴いてから感想を書いた方がよいが、小説の感想は(1回)読んですぐ書くのがよい。そういう意味では、音楽よりも小説の方がブログで感想を書くのに向いているような気がする。