全脳自由帳

より考えるために書く

"Raising Sand"を待つ間にアリソン・クラウスのDVDを観る

Hundred Miles Or More: Live From the Tracking [DVD] [Import]

Hundred Miles Or More: Live From the Tracking [DVD] [Import]

グラミー受賞の"Raising Sand"がなかなか届かないようなので、ちょっと前に買ったアリソン・クラウスのDVDを改めて観る。レコーディング形式のライブ演奏と、アリソンおよびゲストプレーヤーへのインタビューという構成。

スタジオのリラックスした雰囲気の中、アリソンの透き通ったボーカルを堪能できる。ブルーグラスびいきの私としては、どうしても"Sawing On The Strings"や"Shadows"(どちらもwith トニー・ライス)を何度も再生してしまう。

インタビューではどのミュージシャンもアリソンを絶賛。アリソンの音楽やボーカルがすばらしいことに異論はないが、アメリカ人はベタほめが好きだなといつも思う。

レコーディング形式なのでほとんどのミュージシャンがヘッドフォンをしている。どうでもいいことなのだが、アリソンは時々ヘッドフォンを左右逆につけている。アップになると左耳の方に"R"と書いてあるし、左側にくるはずのコードが右にぶら下がっている。そういうことをあまり気にしない人なのだろうか。

左にコードがあるとフィドルが弾きにくいのかなと思ったが、弾かない曲でも逆につけていることがある。スチュアート・ダンカンは左にコードをたらした状態でちゃんと弾いている。試しに数えてみたら、全9曲中、アリソンがヘッドフォンの左右を正しくつけているのが5曲、逆につけているのが4曲。ジャケットの写真ではたまたま(?)正しくつけている。