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ロバート・プラント&アリソン・クラウス、グラミー5部門受賞

レッド・ツェッペリンのヴォーカリストロバート・プラントが、ブルー・グラス界のディーヴァ、アリソン・クラウスとコラボレーションし全米アルバムチャート2位を獲得して話題を集めたアルバム『レイジング・サンド』(UCCU-1162)から、第51回グラミー賞の主要部門2部門を含む5部門でノミネートされ、そのすべてで受賞するという快挙を達成した。

BARKS: ロバート・プラント&アリソン・クラウス、グラミー賞主要2部門を含む5部門を受賞

すごい! 分野限定の賞だけではない。主要部門4部門のうち2部門をとったのである。それらを含めて以下の5部門での受賞。

  • 年間最優秀レコード賞(主要部門): Please Read The Letter
  • 年間最優秀アルバム賞(主要部門): Raising Sand
  • ベスト・ポップ・コラボレ−ション・ウィズ・ヴォーカル: Rich Woman
  • ベスト・カントリー・コラボレーション・ウィズ・ヴォーカル: Killing The Blues
  • ベスト・コンテンポラリー・フォーク/アメリカン・アルバム: Raising Sand

年間最優秀レコード賞といったら、"Beat It"(マイケル・ジャクソン)や"We Are The World"や"I Will Always Love You"(ホイットニー・ヒューストン)や"My Heart Will Go On"(セリーヌ・ディオン)がとった賞である。年間最優秀アルバム賞といったら、"Double Fantasy"(ジョン・レノン&オノ・ヨーコ)や"Thriller"(マイケル・ジャクソン)や"Graceland"(ポール・サイモン)や"Unplugged"(エリック・クラプトン)がとった賞である(いずれも例がちょっと古いけど)。それらをどちらもこの2人のアルバム(の曲)がとってしまったのである。

しかし悔しいことに、まだこのアルバムを聴いたことがない。ロバート・プラントとアリソンが一緒に歌ったらどんな音楽になるのか想像するのが難しい。ツェッペリンにもアコースティックな曲はあった("The Battle Of Evermore"ではマンドリン使ってたし)から、そういう感じにアリソンのボーカルを加えると...などと考えながらずっと前からAmazonウィッシュリストには入れているのだが、なんとなく注文せずにきてしまった。

受賞を聞いてさっそく注文。しかしちょっと日にちがかかりそうである。授賞式の模様はYouTubeでチラッと観てしまったが、とにかくアルバムが届くのをじっと待つ。

Raising Sand (Ocrd)

Raising Sand (Ocrd)