全脳自由帳

より考えるために書く

バレーボールのルール変遷

森博嗣氏がブログでこんなことを書いていた。

オリンピック中継を見ているスバル氏談。「中学のとき私はバレー部だったけど、今TVを見ても全然ルールがわからない。せめて、ルールの説明くらいしてほしい」とのこと。はしゃぐタレントを見せる時間があったら、その種目についてきちんとした解説を望む、という意見はまっとうかと思う。

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(スバル氏というのは夫人でイラストレーターのささきすばる氏)

バレーボールは球技の中でもルールの改正が激しい。私も中・高とバレーボールをやっていたが、今のルールは全然理解できていない。確かにちゃんと解説してほしいものだと思う。

Wikipediaとあといくつかのサイトで調べてみて、以下のような変遷があったことがわかった(国際ルール)。

  • 1965年 ブロックのオーバーネットの許容
  • 1977年 ブロックのワンタッチをカウントしない
  • 1989年 サーブのブロック禁止
  • 1995年 1回目のレシーブのダブルコンタクト(ドリブル)をとらない(→ サーブをオーバーハンドでレシーブ可能)、ひざから下でのプレーの許容(→ ボールを蹴ってもよい)
  • 1998年 リベロ制の導入、サーブがネットに当たって入ってもよい
  • 1999年 ラリーポイント制の導入
  • 2007年 ネット上で両チームの選手がボールを押し合ってもプレー続行(ノーカウントにしない)

私がやっていたころのルールには1977年までの改正しか入っていなかった。その後の改正のうち、1995〜1999年のものはどれも非常に大きい。ゲームとして大きく変わった印象を受ける。