全脳自由帳

より考えるために書く

右から左へ受け流せないmoody

以前、イギリス人の友人が奥さんとイタリア旅行に行って夜のクルージングを楽しんだというので「それはmoodyだっただろう」と言ったら変な顔をされた。「それを言うならromanticじゃないか?」という。あとで辞書を調べてみたら、moodyは「ムードのある」という意味ではなく「気分屋の」「不機嫌な」という意味だったので驚いた。そりゃ変な顔をされるはずである。

こんなことを思い出したのは、テレビでムーディ勝山が歌っているのを観ていた時だった。彼は英語のmoodyの意味を知っているのだろうか。知らないとしたら右から左へ受け流せない話である。英語ネイティブの人にとっては「気分屋勝山」あるいは「むっつり勝山」。それもおもしろいかもしれないが。