全脳自由帳

より考えるために書く

「本が好き!」に加入

本が好き!」というプロジェクトに加入した。


出版社からプロジェクトに提供される本の中で希望するものを送ってもらい、自分のブログに書評を書く。タダで本が手に入る代わりに書評を書かなければならないというしくみ。第1弾として「探テク 失くしたモノをゼッタイ見つける方法」という本を送ってもらって書評を書いた。

本の感想を自発的に書くのは楽しいが、強制されて書くのは大嫌いである。後者の代表は学校で書かされた読書感想文。読書という楽しいことが、感想文を書くためだと途端に苦痛になってしまう。そのせいで夏目漱石の「こころ」は未だに嫌いである。不純な動機なしに読めばおもしろい小説かもしれないのに。

その意味でいうと、「本が好き!」のシステムは微妙である。自分で本を選ぶとはいえ、「書評を書かなければならない」という前提で読むことになるので、強制されている感じがちょっとある。本当に楽しみで読みたい本は結局自分で買うことになるかもしれない。