全脳自由帳

思いついたことをこまごまと。本の感想なども。

アメリカ大陸は誰が発見したのか

今日の「世界一受けたい授業」で「アメリカ大陸は、実はコロンブスではなくバイキングが先に発見していた」という話に触れていた。社会の教科書の記述も昔と変わってきているらしい。しかし私はそれ以前に、「発見」という言い方に昔からなじめない。

子供のころに本で「コロンブスがアメリカ大陸を発見した」という話を読んだ時、当然その時アメリカ大陸には人間は誰もいなかったのだろうと思っていた。ところがすでにネイティブアメリカン(インディアン)が住んでいたという。それなら「発見」ではないじゃないか。ネイティブアメリカンは人じゃないのか。

コロンブスであれバイキングであれ、「当時のヨーロッパからアメリカ大陸に初めて行った」というだけのことで、人類で初めて降り立ったのでないなら「発見」ではないはずである。誰が「発見」したかを無理に言うとするなら、アフリカで発生したとされる人類が移住していった過程で初めてアメリカ大陸に渡った人(多分ネイティブアメリカンの先祖)ということになるはず。

この話をすると、「科学法則とかの『発見』と歴史上の『発見』は違うんじゃないか」という人もいるが、歴史もあくまで「人類が何をしたか」「人類にとってどんなことがあったか」という視点で語られるべきだと思うのだが。