全脳自由帳

より考えるために書く

Holes (Louis Sachar)

Holes

Holes

タドキスト(英語の多読をする人)たちの間で評判の高い本。レビューを見ているとおもしろそうなので、読んでみた。SSS英語学習法のページの書評にあるあらすじは以下の通り(かたやAmazonのページに書いてあるあらすじは先の展開を書きすぎで、かなりネタバレ)。

アメリカのある少年院では、過去に湖だった乾燥したところで穴を掘る作業が課せられていた。穴堀の作業は一体何のため?過酷な条件下で毎日毎日重労働が課せられる。肉体的に厳しい作業をしなければならない自分の運命を悲しむ子供達。体罰にも等しい労働をさせる看守達大人への憎しみ。たくさんの子供達の個性がゆたかに描かれる。争い、友情、脱出への望みと絶望。心理描写がすばらしい。子供でもこんなにも深く自分のことや友達のことを考えているんだと考えさせられる作品。(マリコ)

SSS書評検索システム: Holes

最後の方はかなりバタバタと話が進んだ感じだったが、評判通りよい話だった。オススメである。上記書評ページによると、英語の読みやすさレベル(YL)は6.4。ほどよくわかりやすくて、私にはちょうどよかった。

Darren Shanシリーズの話でも書いたが、なぜか最近は日本語よりも英語の本を読む時の方が集中できる。この本も電車に乗っている間やちょっとした待ち時間に読むということを繰り返しているうちに数日で読んでしまった。

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