全脳自由帳

より考えるために書く

Cirque Du Freak (Darren Shan)

Cirque Du Freak (The Saga of Darren Shan No.1)

Cirque Du Freak (The Saga of Darren Shan No.1)

1巻目を読み終えた。読んでみるとこの巻は「こわい」というより「悲しい」話だった。ちょっと暗い気分になるが、おもしろくてどんどん読める。英語の方も、長い文がなく単語もそれほど難しいものを使っていないので読みやすい。「読んだ単語数」の累計は48726語増えて18万語あまりになった。

筋とは直接関係がないが、主人公のダレン・シャンにあるうれしいことがあった時に"I couldn't have been happier if I'd won the lottery or a chocolate factory."(たとえ宝くじに当たってもチョコレート工場をもらってもこんなにうれしい気分にはなれなかっただろう)というくだりがあって、ニヤリとさせられた。「チョコレート工場」のたとえはもちろん「チャーリーとチョコレート工場」のことを指しているはず。

作者の名前は主人公と同じDarren Shanで、本名をDarren O'Shaughnessy(オシャネッシー?)という1972年生まれのアイルランド人である。このあたりの情報は彼のオフィシャルサイトで得ることができる。ここには写真のページもあって、作者の写真がたくさん載っているのだが、外見はなんか「太った能天気な兄ちゃん」という感じで、小説の中のダレン・シャンのイメージと全く合わない。主人公と同じ名前を名乗る(実話という設定にする)なら姿を見せないでほしいなあ。

12巻あるうちのやっと1巻を読んだばかり。この悲しい話が少しは希望の持てる展開になるのかどうか、気になる。2巻目の"The Vampire’s Assistant"はすでに買った。他にも読みたい本がいろいろあるのでゆっくりと読み進めたい。