全脳自由帳

思いついたことをこまごまと。本の感想なども。

フェルマーの最終定理

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

この定理の歴史に興味のある人にはオススメの本。ハードカバーの「フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで」で読んでいたのだが、文庫版が出たことを「404 Blog Not Found - フェルマーのなぞなぞ」で知った。このエントリ、私がぼんやりと思っていたこの本のいい点が明確に書かれている。むう、書評というのはこう書くものか。

そこでも書かれているのだが、ブルーバックスの「フェルマーの大定理が解けた!―オイラーからワイルズの証明まで」という本もある。私はこれを先に読んでいた。フェルマーの大定理を解くのに現代数学のどんな理論を使わなければならなかったかを理解するにはこちらの方がよい。

それにしても、ワイルズがいったん「証明した」と宣言したあとで大きな欠陥が見つかり、修正することができずにあきらめかけたころに突然のひらめきから証明が完成したというのはすごい。長年数学者を悩ませてきた問題でそんなドラマチックなことが起こるとは。私はこの驚嘆の気持ちを表わすのにピッタリの文章を思いついたが、それを書くにはこのブログは狭すぎる!