全脳自由帳

より考えるために書く

「アバター」をIMAX 3D吹替え版で観る

ジェイムズ・キャメロン監督の「アバター」を家族で観てきた。話題の3D映画なのでどうせならばと、日本に4つしかないIMAX上映館の1つである109シネマズ箕面へ。子供連れなのと、字幕を追わなくてすんだ方が3D鑑賞にはよいと聞いていたので、吹替え版を選択。どれを選んでも2時間42分の長丁場である。

  • 3D映像は確かに圧巻。さすがにうまく作られている。3Dで観ないともったいない映画。前から10列目の真ん中だったので視界のちょうどよい範囲にスクリーンがあって、楽しめた。ちなみに、「飛び出す」ことはほとんどない。奥行きを楽しむ映像。
  • しかしストーリーがどうもいただけない。「もしかして○○が○○するのか? 違っていてくれ」と危惧したところがことごとくその通りになった。「そんなアホな」と思わずツッコミを入れたところもあり。「この映画はそういうところを観るのではない」と言う人もいるのだとは思うが、それはあくまでそういうところを気にせず観られる人の言い分だと思う。
  • ただ、よく計算されているなと思わされるところはあった。「観始めてしばらくするとあのナヴィ(パンドラ星原住民)がかわいく見えてくる」と聞いていたのだが、確かに。予告編を観た時は、どうしてあんな気持ち悪い造形にするのかと思ったが。
  • どうでもいいことかもしれないが、あんなふうに実生活と「リンク」とを交互に続けていたら、脳が休まるヒマがないから死んでしまうぞ。そんなことを気にするのは私だけか?
  • 3Dメガネをかけて観るのは特に問題なかった。私はメガネをかけて生活したことがないので、かけていると頭が痛くなったりするのだが、このメガネは大きいので鼻を圧迫したりしないためか、そういうこともなし。

とにかく映像はいいので、そこを楽しみたい人にはオススメかも。必ず3Dで観ましょう。