全脳自由帳

思いついたことをこまごまと。本の感想なども。

科学

感じる科学(さくら剛)

感じる科学 (Sanctuary books) 作者: さくら剛 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版 発売日: 2011/12/10 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 11回 この商品を含むブログ (9件) を見る 「科学に馴染みのない人に科学をおもしろく伝えるにはどうしたらいい…

1年で最も降水量の多い月

まだ5月だというのに、早くも梅雨に入ってしまった。私のいる近畿地方が梅雨入りしたと気象庁が発表したのは5月26日。この「梅雨入り宣言」(および「梅雨明け宣言」)というのもよく考えると変な慣習で、「この雨は梅雨の雨なのかそうでないのか」なんて判定…

パラレルワールド―11次元の宇宙から超空間へ(ミチオ・カク)

パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ作者: ミチオカク,Michio Kaku,斉藤隆央出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2006/01/21メディア: 単行本購入: 13人 クリック: 237回この商品を含むブログ (64件) を見る「ここ2ヶ月間くらいで読んだ本 - Neko’s Busi…

高校生からのゲーム理論(松井彰彦)

高校生からのゲーム理論 (ちくまプリマー新書)作者: 松井彰彦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/04/07メディア: 新書購入: 74人 クリック: 736回この商品を含むブログ (43件) を見るゲーム理論についてやさしく解説した本がないものかと思っていたら、…

ムペンバ効果

何歳の時か忘れたが、子供のころ、真冬にコップの水を家の外に夜通し置いておいて凍らせるという「実験」をしていたことがあった。その時に母に「お湯にしてから置いとくと早く凍るよ」と言われた。ふーんそうなのかと思って、コンロで温めて湯にしてから外…

比熱が最大の物質は水なのか

前に月の2つの謎の話を書いたのだが、同じように子供の頃から不思議に思っていたことの1つに、「比熱が最大の物質は水である」というのがある。そう書いてある本を読んだものの、我々に最も身近な物質の1つである水が全ての物質の中で最大の比熱を持つ(最も…

血液型BBとBO(5)

昔「トリビアの泉」で「ゴリラの血液型はB型だけ」と言っていた。これが本当だとすると、ゴリラにはBOもなくてBBだけだということになる。BO同士からはO型も生まれるからである。検索してみると、「ゴリラはB型だけ」と書いているページと「ローランドゴリラ…

血液型BBとBO(4)

「血液型BBとBO(1)」で、「『うちは家族4人ともB型です』と言うとギョッとする人が多い」という話を書いたが、日本の「夫婦+子供2人」の家庭において4人全員が同じ血液型になる確率というのはどのくらいなのか。(3)で導いた、日本人における各遺伝子対の割合…

血液型BBとBO(3)

AAとAO、BBとBOではそれぞれAO、BOの方が多いという話は聞くが、具体的に日本ではどのくらいの割合なのか。日本人の血液型の比率と、それが定常状態になっていることから、大体のところを求めることができる。日本人の血液型別人口比はおおよそA : O : B : A…

血液型BBとBO(2)

前回書いたように自分の血液型がBBかBOかわからないので、一体どちらであるのか知りたいとかねがね思っていた。だいぶ昔に献血した時に看護師さんに検査方法を聞いたら、「AAとAO、BBとBOの判定は親子鑑定などの時に用います。血液センターに行けばやってく…

血液型BBとBO(1)

私の血液型はB型だが、B型にはBBとBOの2つがある(同様にA型にもAAとAOがある)。私の両親はABとBO(母がBBでなくBOであることは祖父母の血液型から判明)なので、私にはBBとBOの両方の可能性があり、確率は同等であると考えられる。これら2つは外に表れる性質(…

理性の限界―不可能性・不確定性・不完全性(高橋昌一郎)

理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)作者: 高橋昌一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/06/17メディア: 新書購入: 56人 クリック: 299回この商品を含むブログ (178件) を見る久しぶりにこの手の新書を読んだ。とてもおもしろい本…

中学校の理科でN(ニュートン)を使うのは妥当なのか

長女(中1)が理科の「圧力」のところを教えてくれと言うので見てみたら、今の中学では国際単位系(SI)に合わせ、力の単位としてN(ニュートン)、圧力の単位としてN/を使っている。「約100gのものにかかる重力が1N」と教わるらしい。これ、なんか苦しいなあと思…

猫舌は体質ではないという話

子供のころ、猫舌だった。熱いものを飲んだり食べたりするのが苦手で、他人よりかなり時間がかかっていた。しかしある時期から苦手でなくなった。熱いものを飲み込む方法をなんとなく会得したからである。今はコーヒーを淹れたらすぐ飲めるし、ラーメンを食…

「大人の科学」の茶運び人形を作る

大人の科学マガジン Vol.16 ( ミニ茶運び人形 ) (Gakken Mook)作者: 大人の科学マガジン編集部出版社/メーカー: 学研プラス発売日: 2007/06メディア: ムック購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (7件) を見る小学生のころ毎月購読していた、学研の…

量子暗号(石井茂)

量子暗号作者: 石井茂出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2007/10/25メディア: 単行本 クリック: 16回この商品を含むブログ (11件) を見る前から興味のあった量子暗号。サイモン・シンの「暗号解読」に解説があったのだが、もう少し詳しいことを知りたくてこ…

暗号解読(サイモン・シン)

暗号解読〈上〉 (新潮文庫)作者: サイモンシン,Simon Singh,青木薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/06/28メディア: 文庫購入: 30人 クリック: 216回この商品を含むブログ (234件) を見る暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)作者: サイモンシン,Simon Sing…

"Big Bang"読了

Big Bang: The Origin of the Universe作者: Simon Singh出版社/メーカー: Harper Perennial発売日: 2005/11/01メディア: ペーパーバック クリック: 2回この商品を含むブログ (14件) を見る読み始めから1年以上。途中長いことほったらかしにしていたが、最近…

月の大きさ、自転・公転周期

ゆうべは6年ぶりの皆既月食だった。小学生の長女に「なぜ月食が起こるか」「なぜ滅多に起こらないか」「普段と月食の時との月の欠け方の違い」を熱く語り、一緒に見ようと早めに帰ったのに、自宅近辺では曇りのため見えず。残念。月といえば、子供のころから…

アインシュタイン丸かじり(志村史夫)

アインシュタイン丸かじり―新書で入門 (新潮新書)作者: 志村史夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/03/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (17件) を見るタイトルの通り、アインシュタインが構築した種々の理論について、薄い…

われわれはどこへ行くのか? (松井孝典)

われわれはどこへ行くのか? (ちくまプリマー新書)作者: 松井孝典出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/02/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (27件) を見る「地球学的人間論」の立場から、生命を含めた「地球システム」、その…

超ひも理論をかじる

はじめての〈超ひも理論〉 (講談社現代新書)作者: 川合光出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/12/17メディア: 新書購入: 6人 クリック: 61回この商品を含むブログ (71件) を見る物質の成り立ちや宇宙創成のプロセスについての究極の統一理論となるのではな…

サイモン・シンの"Big Bang"

Big Bang: The Origin of the Universe作者: Simon Singh出版社/メーカー: Harper Perennial発売日: 2005/11/01メディア: ペーパーバック クリック: 2回この商品を含むブログ (14件) を見る「フェルマーの最終定理」文庫版の話に続き、「404 Blog Not Found …

大人には聞こえない音

「イギリスでは、スーパーの前にたむろする若者を追い払うために、大人には聞こえない周波数の音を流す装置が普及している」という話をテレビで見た。その音を録音した超音波着メロもはやっているらしい。これらは以下の記事で紹介されている。 Engadget Jap…

イオン化傾向

高校の化学で「陽イオンのイオン化傾向」というのを習った。2種類の金属を電解液につけたときにどちらが正極になるかの判定などに使われる。イオン化傾向の強い順の覚え方として、以下のような有名な語呂合わせがある。 貸そうかな まああてにすな ひどすぎ…

最終結果出る

Genographic Projectによる私のDNAの最終解析結果が出た。"DNA Analysis"にチェックがついてから22日かかった。振り返ると、"DNA Analysis"にチェックがついたのはDNA解析が始まったという意味だったのかもしれない。サンプルを郵送してからは49日かかってい…

DNA解析完了

1つ進展した。"DNA Analysis"まで終わっている。次の工程"Quality Control"との違いがよくわからないが、何がどういうふうに含まれているかの分析まで終わり、あとはそれを結果データとして仕上げる段階に入るのだと思う。この"DNA Analysis"に一番時間がか…

DNA分離

本家ブログのエントリで紹介したGenographic Projectのページを今日チェックしたら、私の細胞を採取して送ったサンプルが向こうに届いたらしい。昨日まではIDを入力しても「まだ届いていません」と表示されていたが、今日の昼に見たら"Kit received"(受領ず…

錯視

はてなブックマークにも入れたページ。これにはびっくりした。 超常現象の謎解き - Step1(視覚編) ここの1つ目にある「驚異の錯視図形」。AとBが同じ色だとはとても信じられない。しかし画面上の色のRGB値を表示するソフトを使ってチェックしてみたら、確か…

「きつねの嫁入り」の原因

雨を降らせる雲が薄くて見えない 雨が落ちてくるまでの間に雲がなくなってしまう よその雲から降ってくる雨が風で運ばれてくる のどれかだと子供のころに本で読んだおぼえがある。1.と2.は似ているが。そういえば、中川イサトの「きつねの嫁入り」という曲が…