全脳自由帳

より考えるために書く

小説

毒笑小説(東野圭吾)

毒笑小説 (集英社文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 集英社発売日: 1999/02/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 40回この商品を含むブログ (104件) を見る「秘密」がよかったので、さらに何冊か東野圭吾を読もうと思っている。とりあえず本格ミステリー…

悪童日記(アゴタ・クリストフ)

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)作者: アゴタクリストフ,Agota Kristof,堀茂樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2001/05/01メディア: 文庫購入: 100人 クリック: 3,630回この商品を含むブログ (276件) を見るWebでいろんな書評やレビューを読むようになる前は全…

幼年期の終わり(アーサー・C・クラーク)

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)作者: クラーク,池田真紀子出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/11/08メディア: 文庫購入: 31人 クリック: 146回この商品を含むブログ (221件) を見る先月読んだ作品。名作と誉れの高いこの小説が光文社古典新訳文庫か…

「カラマーゾフの兄弟」を読み始める

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)作者: ドストエフスキー,亀山郁夫出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/09/07メディア: 文庫購入: 29人 クリック: 257回この商品を含むブログ (468件) を見る以前のエントリで「近いうちに挑戦してみるか」と書いた…

「ネシャン・サーガ」読了

ラルフ・イーザウ「ネシャン・サーガ」全9巻(コンパクト版)を読み終わった。かなりサクサク読める話だった。読み始めた時に「まだあまり盛り上がらない感じ」と書いたのだが、結局最後まで盛り上がらなかった印象。やっぱりDarren Shanシリーズの方がはるか…

ジョナサンとヨナタン

「ネシャン・サーガ」の話で書いたジョナサン・ヨナタン問題、amazon.de(ドイツのAmazon)のネシャン・サーガ第1巻"Die Träume des Jonathan Jabbok"のページにある読者レビュー(もちろんドイツ語)をながめていたらわかった。どうやらジョナサンは"Jonathan"…

「ネシャン・サーガ」を読み始める

ネシャン・サーガ (1)作者: ラルフ・イーザウ,佐竹美保,酒寄進一出版社/メーカー: あすなろ書房発売日: 2003/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 36回この商品を含むブログ (6件) を見る「少年向け冒険小説を洋書で読む」でチラッと書いた、ラルフ・イー…

大聖堂(ケン・フォレット)

大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫)作者: ケン・フォレット,矢野浩三郎出版社/メーカー: ソフトバンク クリエイティブ発売日: 2005/12/17メディア: 文庫購入: 26人 クリック: 721回この商品を含むブログ (114件) を見る大聖堂 (中) (ソフトバンク文庫)作者: ケ…

秘密(東野圭吾)

秘密 (文春文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/05/01メディア: 文庫購入: 31人 クリック: 220回この商品を含むブログ (401件) を見る前から1冊読んでみようと思っていた東野圭吾。買ってあった「秘密」を読むことにした。英語の小説…

少年向け冒険小説を洋書で読む

昨年から英語の小説を少しずつ読んでいる。自分の英語力に合わせてそれほど難しくないものを、と探していくと、少年向け冒険小説に行き当たる。複数巻にわたるシリーズものがざくざく出てきて、紹介文を読んでいるだけでも楽しい。日本にはそういう小説があ…

江戸川乱歩の怪奇小説

江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)作者: 江戸川乱歩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1960/12/27メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 89回この商品を含むブログ (139件) を見るさっきまで読んでいた。作家や書評家には、子供のころに江戸川乱歩の小説を読みふけっ…

火車(宮部みゆき)

火車 (新潮文庫)作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1998/01/30メディア: 文庫購入: 47人 クリック: 454回この商品を含むブログ (459件) を見る有名なミステリー。こういう作品はまとまった時間のある時に一気に読んだ方がよい。細切れに読むと…

太宰ふたたび

走れメロス (新潮文庫)作者: 太宰治出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/02メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 124回この商品を含むブログ (175件) を見る太宰治の小説に出会ったのは高校時代だった。なぜか性に合っていたようで、新潮文庫で15冊ぐらい読ん…

「カラマーゾフの兄弟」を読了する日は来るのか

「罪と罰」の話を書いたので、ドストエフスキーつながりで。あちこちでドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を絶賛する文章を目にする。別にブームになっているわけではなく、世間でそういう評価なのを私が知らなかっただけだろう。驚異の書評サイト「…

読めない小説

「新潮文庫の100冊」というのがある。その名の通り、新潮文庫の本の中から100冊を厳選したもの。1976年から毎年選定されている。小説読みに燃えていた高校時代、この100冊を全部読んでやろうとふと思い立った。1979年・1980年あたりの100冊である。今リスト…

わたしを離さないで(カズオ・イシグロ)

わたしを離さないで作者: カズオイシグロ出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/04/22メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 568回この商品を含むブログ (554件) を見るWebのあちこちで評判になっている小説。「タイム」誌の選んだ文学史上のオールタイムベ…

半落ち(横山秀夫)

半落ち (講談社文庫)作者: 横山秀夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/09/15メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 366回この商品を含むブログ (265件) を見る最近英語のペーパーバックに走っていて、日本語では解説書のようなものばかりで小説を読んでいな…

陰日向に咲く(劇団ひとり)

陰日向に咲く 作者: 劇団ひとり 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2006/01 メディア: 単行本 購入: 6人 クリック: 234回 この商品を含むブログ (772件) を見る 「なさけない系」と勝手に名づけている分野がある。なさけない人の行動や心の動きを描写した歌や…

「果しなき流れの果に」再読

果しなき流れの果に (ハルキ文庫)作者: 小松左京出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 1997/12/01メディア: 文庫購入: 29人 クリック: 558回この商品を含むブログ (110件) を見る「昔読んだ小説を買い直して再読」シリーズの最後(のつもり)、「果しなき流…

「夏への扉」再読

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))作者: ロバート・A・ハインライン,福島正実出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1979/05メディア: 文庫購入: 46人 クリック: 601回この商品を含むブログ (479件) を見るハインラインのSF小説「夏への扉」を買って再読。実は、…

「ひとつの装置」再読

妖精配給会社 (新潮文庫)作者: 星新一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1976/11/30メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 20回この商品を含むブログ (30件) を見る注文していた本が届いた。子供たちが寝てじゃまされない時間になってから、「妖精配給会社」の中…

徹夜はしないけどおもしろかった小説

前回のエントリを書いたらもう一度読みたくなってきて、「果しなき流れの果に」「夏への扉」「妖精配給会社」をAmazonで注文した。ちょうど実家へ帰っていたので昔の本棚を探してみたのだが、どれもすでに捨てられてしまっていたのである。「妖精配給会社」…

徹夜するほどおもしろかった小説は?

徹夜するほど面白かった小説を教えてください。「読み始めれば、徹夜を覚悟するだろう」というのは、S.トゥロー「推定無罪」の帯の文句。半信半疑でページを開き、噂どおり完徹しました。 人力検索はてなに出ていた質問。たくさん回答が出ていて、質問した人…

チョコレート工場の秘密(ロアルド・ダール)

チョコレート工場の秘密 (児童図書館・文学の部屋) 作者: ロアルド・ダール,J.シンデルマン,Roald Dahl,田村隆一 出版社/メーカー: 評論社 発売日: 1972/09 メディア: 単行本 クリック: 12回 この商品を含むブログ (90件) を見る 子供のころからなぜかチョコ…